南 聡

1955年東京生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。作曲を野田暉行、黛敏郎、作曲理論を矢代昭雄、永富正之、電子音楽理論を南弘明の各氏に師事。第1回ミュージック・トゥディ国際作曲コンクール等いくつかのコンクールに入選入賞後、1983年より中川俊郎らと「三年結社」を結成し同人活動ほか東京周辺で異ジャンルとの多様な活動を展開。1986年より北海道移住、以降北海道教育大学にて後進の指導にあたる。

 

1991年管弦楽曲《彩色計画Ⅴ》により村松新人賞、1992年4群の器楽アンサンブル曲《歓ばしき知識の花園Ⅰb》にて文化庁舞台芸術奨励賞佳作、以降国際現代音楽協会の音楽祭やアジア音楽祭での入選をはじめ、内外各地で作品がとりあげられた。作品集CDに「ジグザグバッハ」FOCD2554、「鏡遊戯」ALCD-81、「昼」ALCD-91、「subtilitas」ALCD-97、「Second Air…」ALCD-119がリリースされている。ベートーヴェンの編曲では室内楽版ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ヤマハ出版)がある。


吹奏楽作品