ヴァーツラフ・ネリベル

ヴァーツラフ・ネリベルは1919年9月24日、チェコスロヴァキアのポラーンカ・ナト・オドロウに生まれ、プラハ大学(現プラハ・カレル大学)、プラハ音楽学校、スイスのフリブール大学で学んだ。1939年からラジオ・プラハ、後にスイス国立放送で作曲家・指揮者として活躍した。ミュンヘンのラジオ・フリー・ヨーロッパで音楽ディレクターを務めた後、1957年にニューヨークに渡り、1962年にアメリカの市民権を獲得した。

 

ネリベルは1963年にアメリカで吹奏楽と出会い、作曲や客演指揮に専心する。その吹奏楽曲は個性的で、短い音列の反復による堅実な展開、古い旋法と大胆な不協和音の共存、管楽セクションの輝かしい響きや打楽器群に代表され、それらを総称し「ネリベル・サウンド」と呼ばれることもある。ペンシルヴェニア州スクラントン大学に在職中の1996年3月22日に76歳で死去した。


吹奏楽作品


室内楽作品

〇アンサンブル