ネクサス音楽出版では、スコアパート譜セットにおきまして、作曲者・編曲者の理想の編成でパート譜を用意し販売しております。そのため、各団体における不足分のパート譜がある場合、パート譜のコピー（プルト増し）を認めます。ただし不必要なコピーはご遠慮願います。

この曲は、『近代メキシコ音楽の父』と呼ばれたメキシコの作曲家ポンセが1912年に作詞・作曲した歌曲です。タイトルの「エストレリータ」とは、「小さな星」を意味しています。現在では、ポピュラーのスタンダードとして様々なアレンジ、多くの楽器で広く演奏されますが、原曲は歌曲です。その後1914年に出版された「メキシコ歌曲集」の中に掲載されて中南米を中心に全世界へと広まり、現在では世界中で歌われるようになったそうです。

この吹奏楽アレンジはバラード調に仕上げています。弦楽合奏のように流麗で、そして管楽器の柔らかな響きが広がるようなオーケストレーションをしています。立体感ある演奏を目指してください。

（渡部哲哉）