ネクサス音楽出版では、スコアパート譜セットにおきまして、作曲者・編曲者の理想の編成でパート譜を用意し販売しております。そのため、各団体における不足分のパート譜がある場合、パート譜のコピー（プルト増し）を認めます。ただし不必要なコピーはご遠慮願います。

星空を眺めながら歩いていた冬の夜、ふとメロディーが降ってきて出来あがった曲。「希望に満ちあふれた雰囲気」と言われる事が多く、自分でもそう感じる。散歩中に出来た曲、という単純な理由で「walking」と名付けたのだが、結果的には、自分自身の人生においての応援ソングのような気もしている。（川島佑介）

ドラマー川島佑介は、明るく素直で優しく、ロマンチストな面も持っています。そんな川島くんと何度も一緒に演奏する中で、一番彼らしく大好きなのがこの曲です。それではこの曲をかっこよく演奏するコツを紹介したいと思います！

一番大事なことはリズムの正確さです。なんと一番はみ出た人のリズムが全体のリズムになってしまいます。シビアです。メトロノームで一人ひとり確認し、音を切るタイミングにも注目してみましょう。次に、ピアノ、ベース、ドラム、パーカッション、[J]からの各管楽器ソロについてです。ジャズではそれらの譜面は参考程度で、変更しても良いというのが基本です。ある程度譜面通りにできたら、半音下の装飾をつけてみたり、逆に音を抜いてみたり、リズムを変えてみたりなど、自分の楽しいように、あるいは好奇心で、変更してみてください。参考音源のピアノ、ドラムはぜひ譜面と見比べてみてくださいね。

最後に、参考音源にさせていただいた沼津市立沼津高等学校・中等部の吹奏楽部のみなさん、僕はこれを聴くたび涙してしまいます。素敵な演奏をありがとうございます。これからもずっと忘れません！（赤塚謙一）