本作は、任意の楽器とピアノ、またはキーボード楽器のために作曲されています。なぜ任意の楽器（音域によっては演奏が難しい楽器もありますが）フレキシブル編成的にしたのかと問われれば、答えはこうなります。

人類の芸術音楽の最高傑作のひとつとして揺るぎない地位を誇るバッハの【フーガの技法】が任意の楽器で作曲されている事と、バロック自体には楽器指定のない作品は幾らでもある、という事につきます。「リトル・プレゼンツ」シリーズは、僕にとっては「芸術的傑作」とか「全身全霊を込めて作曲」とかではなく、日記やブログのような位置付けで、可能ならば1日で作曲したいような作品にしたいと想いながら作曲を進め続けていきたいと思っています。

Flexible Instrument

　in C：Flute, Oboe

　in C(Bass Clef)：Bassoon, Trombone, Euphonium, Tuba

　in B♭：Clarinet, Trumpet, Tenor Saxophone

　in E♭：E♭ Clarinet, Alto Clarinet, Alto Saxophone, Baritone Saxophone

　in F：Horn, English horn

Piano