商品番号:NEC-119(楽譜セット)/NEC-119s(フルスコアのみ)
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Rapsodie Espagnole for Clarinet Quintet
作曲:M.ラヴェル (Maurice Ravel)
編曲:渋谷圭祐 (SHIBUYA, Keisuke)
演奏時間:14'00"
グレード:5
発売日:2026年7月23日
フルスコアのみの販売も行っております。
モーリス・ラヴェルは、同時代のドビュッシーと並び、近代フランスを代表する作曲家の一人です。卓越した作曲技法と精緻な書法によって生み出されたその作品群は、色彩感豊かな響きと巧みな管弦楽法によって高く評価され、「管弦楽の魔術師」とも称されています。母がスペインとの国境に近いバスク地方の出身であったことから、ラヴェルはスペインの文化や音楽に深い関心を寄せていました。その影響は《ボレロ》や《道化師の朝の歌》をはじめとする多くの作品に見ることができます。
《スペイン狂詩曲》もまた、スペイン独特の異国情緒を色濃くたたえた作品です。民謡や舞曲を直接引用することなく、スペインのリズムや旋法、節回しを巧みに取り入れることで、「スペインらしさ」を洗練されたかたちで表現しています。ラヴェルならではの繊細な感性が結実した傑作といえるでしょう。
・第1曲「夜への前奏曲」
「F‒E‒D‒Cis」の下行音型が全曲を通して支配する、静謐かつ神秘的な楽章です。この音型は第2曲および第4曲にも現れ、作品全体に統一感をもたらしています。
・第2曲「マラゲーニャ」
アンダルシア地方の港町マラガに由来する舞曲で、ファンダンゴの一種とされています。情熱的なリズムと、後半に現れる哀愁を帯びた旋律が印象的です。
・第3曲「ハバネラ」
ハバネラのリズムを基調とした、繊細で穏やかな楽章です。もともとは2台ピアノのための作品として作曲されましたが、後に管弦楽化され、本作に編入されました。
・第4曲「祭り」
スペインの舞曲であるホタのリズムによる華やかな終曲です。祭りの熱気と活気に満ちた音楽が展開され、第1曲の主題も再び姿を現します。熱狂的なクライマックスへ向かい、鮮やかに締めくくられます。
このクラリネット五重奏版は、クラリネット5重奏団Penta-CLamの第1回公演のために編曲したものです。「五重奏の限界への挑戦」をコンセプトとしており、各奏者に高度な技術とアンサンブルが求められます。ラヴェルの幻想的なスペインの世界を、ぜひお楽しみください。
Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
Bass Clarinet in B♭
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